コルク商品を製造する際の方法をご紹介します。
(下記の図以外にも方法はあるかもしれませんが、一般的な方法としてご紹介します)
【普通コルクの製造方法】
- コルク樹皮を採取したら、自然乾燥します。
- 工場にて、コルク栓として打ち抜き加工をします。
- コルクの樹皮が厚いものは、コルク栓になります。
- コルク栓製造後の、残材はコルク粒として粉砕されます。
- コルク粒は、接着剤と混ぜてブロック・シート状に加工されます。
- コルク商品として展開されます。
私たちは、ここで
「新しいコルク樹皮を採取しなくても、コルク栓回収・リサイクルにより素材として使えないか?」
ということを考えました。
新しいコルク樹皮を剥ぐことがなければ、それだけ樹木としても長生きできますし、
それ以前に、コルク栓が大量にあふれていて、これをゴミとするにはとてももったいないという思いです。
【リサイクルコルクの製造方法】
- コルク樹皮を採取したら、自然乾燥します。
- 工場にて、コルク栓として打ち抜き加工をします。
- コルクの樹皮が厚いものは、コルク栓になります。
- コルク栓製造後の、残材はコルク粒として粉砕されます。
- コルク粒は、接着剤と混ぜてブロック・シート状に加工されます。
- コルク商品として展開されます。 ・・・ここまでであれば、通常と同じ
- ワインやシャンパンのコルク栓を、回収します。
- 全国から回収されたコルク栓は、洗浄、選別担当部門に運ばれます。
- 回収したコルク栓を分別、洗浄し、選別します。
- 選別された使用済みコルク栓を、粉砕、姿形状で使用します。
- できたコルク粒、コルク栓と接着剤を混ぜ、ブロック・シート状に加工されます。
- リサイクルコルク商品として展開されます。 ・・・当協会では「リサイクルコルク製品」と呼びます。